桑名のまちを開き、まちに開かれた「くわなメディアライヴ」
知的な活動が生まれる地域文化情報発信(ライブラリー)と、健康な活動(ライフ)、また生き生きした交流活動(ライヴ)が芽生える空間として、桑名の「ひと育て」「まち育て」「歴史育て」に貢献することを目指す施設です。
施設の構成は南北通り抜けが可能な中央吹抜のメディアストリートを中心に階層別を原則に多機能が明解に配置されています。最大の特徴は3,4階に図書館ゾーンを持ち上げ、天空が降り注ぐ、上部への制約のない眺望豊かな開放感と、ゆとりあるスペースの柔軟性を確保していることです。
外観は東海道五十三次の拠点・流通の架け橋として鳥居をモチーフにしています。これを「知のゲート」ととして、市民を迎え入れる表情とし、南面と北面を透明なガラス貼りとしてまちに開き、内部の活動そのものが施設の顔となることを意図しています。
日々進化する図書館情報システムや市民ニーズに対し、民間の特性を生かしつつ、迅速に対応可能、かつ合理的で開放感あふれる空間によって次世代に柔軟にアプローチできるメディアセンターを目指しています。
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